【検証】NASDAQ100の3倍レバレッジを5年運用すると為替でいくら変わる?円建てとドル建てを徹底比較

シミュレーションまとめ

「NASDAQ100 3倍レバレッジは為替の影響を受ける」

為替リスクって実際にどれくらいのリスクがあるの?」

多くの人が良く聞くけど、ちゃんと理解していない観点だと思います。
実際にどれほど利益に差が出るのかをしっかりと確認して皆さんの資産を守りましょう。


シミュレーション条件

積立投資

  • 初期投資:0円
  • 毎日1,000円を5年間積立
  • 元本:約130万円
  • コスト:年率0%
  • 為替:円建てとドル建ての2パターン

一括投資

  • 約130万円を初日に一括投資
  • その他条件は積立投資と同じ

注意

本シミュレーションは、完全自作のため実際の結果とは異なる場合があります。


シミュレーション結果

積立投資

積立投資のシミュレーション結果は以下になります。

積立投資における為替リスク有無の差はこの通りになりました。

  • 利益差:-1,979,918円~1,855,822円
  • 平均の利益差:-93,408円
  • 利益差の中央値:78,681円
  • 収益差:-152.3%~142.8%
  • 平均の収益差:-7.2%
  • 収益差の中央値:6.0%

5年間の積立投資では、最大で約200万円も損をしていることが分かります。

逆に最大で約180万円も得をしています。

このように数字で確認すると、とてもインパクトのある大きな差があることが分かりますね。

これらの結果から為替リスクの大きさを理解してもらえたかと思います。

ドル建てが強いチャート

円建てよりもドル建ての方が約200万円もプラスリターンになっているときのチャートを確認してみましょう。

画像は「1994年~1998年」の期間におけるドル建てと円建てのNASDAQ100 3倍レバレッジのチャートになります。

このチャートは、1998年ごろからドル建てとのリターンの差が開き、ドル建ての方が高いリターンになっています。

円建てが強いチャート

ドル建てよりも円建ての方が約180万円もプラスリターンになっているときのチャートを確認してみましょう。

画像は「1995年~1999年」の期間におけるドル建てと円建てのNASDAQ100 3倍レバレッジのチャートになります。

このチャートは、グラフで見ると終盤以外に大きな差が無いように見えますが最終的に約180万円もの差になっています。



一括投資

一括投資のシミュレーション結果は以下になります。

一括投資における為替リスク有無の差はこの通りになりました。

  • 利益差:-3,433,535円~7,476,989円
  • 平均の利益差:204,691円
  • 利益差の中央値:81,508円
  • 収益差:-263.3%~575.2%
  • 平均の収益差:15.8%
  • 収益差の中央値:6.3%

5年間の一括投資では、最大で約340万円も損をしていることが分かります。

逆に最大で約750万円も得をしています。

一括投資は積立投資よりも為替リスクの影響が大きいことが分かりますね。

そして、円建てにするかドル建てにするかの50%の確率約750万円を得られるかどうかが決まってしまいます。

そのため、為替リスクを考えて投資した方がいいということが分かっていただけたと思います。

ドル建てが強いチャート

円建てよりもドル建ての方が約340万円もプラスリターンになっているときのチャートを確認してみましょう。

画像は「2012年~2016年」の期間におけるドル建てと円建てのNASDAQ100 3倍レバレッジのチャートになります。

この期間は2013年ごろから、ドル建てのリターンが円建てよりも高くなり、結果としてドル建ての方が約340万円も利益が高くなっています。

円建てが強いチャート

ドル建てよりも円建ての方が約750万円もプラスリターンになっているときのチャートを確認してみましょう。

画像は「1995年~1999年」の期間におけるドル建てと円建てのNASDAQ100 3倍レバレッジのチャートになります。

このチャートは、ITバブルにより評価額が上昇し、最終的に円建ての方が約750万円も利益が多くなっています。


まとめ

今回は、NASDAQ100 3倍レバレッジの5年間の積立投資と一括投資における為替の影響を検証しました。

シミュレーション結果より、最大で積立投資は約200万円、一括投資は約750万円も利益に差が生じていることが分かりました。

これらの結果から為替リスクは無視できないほど大きなリスクであるという意識をしていただけたかと思います。

しかし、円建てとドル建ては、今後どっちの方が高いリターンを得られるかどうかは、「誰にも分からない」ということをしっかりと理解した上で投資をしてください。

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