「3倍レバは本当に資産を爆発させるのか?」
「投資期間5年でも資産は増えるのか?」
そんな疑問に答えるために、
NASDAQ100の3倍レバレッジを5年間投資した全データを検証しました。
シミュレーション条件
積立投資
- 初期投資:0円
- レバレッジ:3倍
- 毎日1,000円を5年間積立
- 元本:約130万円
- コスト:年率1.52375%
- 為替変動を考慮
一括投資
- 約130万円を初日に一括投資
- その他条件は積立投資と同じ
注意
本シミュレーションは、完全自作のため実際の結果とは異なる場合があります。
シミュレーション結果
気になるシミュレーションの結果は、以下の通りです。

積立投資
積立投資のデータを詳細に見てみましょう。
- 勝率:77.8%
- 最高収益率:4271%
- 最低収益率:-86%
- 平均の収益率:301%
- 収益率の中央値:149%
積立投資においてリターンがマイナスになった期間は8パターンもありました。
収益率は平均値と中央値ともに高いですが、最悪元本が約9割弱も消滅するという大きなリスクがあります。
一括投資
続いて一括投資のデータを詳細に見てみましょう。
- 勝率:69.4%
- 最高収益率:22320%
- 最低収益率:-99.5%
- 平均の収益率:1057%
- 収益率の中央値:369%
リスクの高い3倍レバレッジですが、一括投資で5年間も投資運用した場合、勝率が69.4%としっかりと勝率が7割を下回っていることが分かります。
一括投資は、最低収益率が-99.5%になっていて、資産がほぼ無くなっています。
しかし、最高収益率は20000%を超えており、超爆発的なリターンになっていることが分かります。
そのため、総合的にNASDAQ100の3倍レバレッジはギャンブルに近い結果になっていることが理解できると思います。
利益が一番高い期間のチャート
一番リターンが高い期間のチャートについて確認していきましょう!
積立投資
積立投資の一番リターンの高い期間は「1995年~1999年」でした。
この期間の実際のチャートは以下の通りです。

- 元本:1,300,000円
- 最終評価額:56,818,680円
- 利益:55,518,680円
- 収益率:4271%
この期間は、ITバブル崩壊直前までのいいタイミングで投資を終了している期間になります。そのため、株価上昇の恩恵を最大限に受けている理想的なチャートになっています。
一括投資
一括投資の一番リターンの高い期間は「1995年~1999年」でした。
この期間の実際のチャートは以下の通りです。

- 元本:1,300,000円
- 最終評価額:291,466,254円
- 利益:290,166,254円
- 収益率:22320%
この期間も積立投資と同様にITバブルの上昇を最大限に受けているチャートになっていることが分かりますね。
収益率が脅威の22320%で利益が2.9億円越えになっています。
夢のようなリターンですが、再現性がかなり低いためこのチャートを見て夢を見過ぎないようにしましょう。
利益が一番低い期間のチャート
良いデータだけでなく、悪いパターンのデータも確認していきましょう!
積立投資
積立投資の一番リターンの低い期間は「1998年~2002年」でした。
この期間の実際のチャートは以下の通りです。

- 元本:1,299,000円
- 最終評価額:181,299円
- 利益:-1,117,701円
- 収益率:-86%
この期間は、ITバブル崩壊による暴落の影響で元本割れが発生し、終盤にマイナスになっています。
一括投資
一括投資の一番リターンの低い期間は「2000年~2004年」でした。
この期間の実際のチャートは以下の通りです。

- 元本:1,302,000円
- 最終評価額:6,036円
- 利益:-1,295,964円
- 収益率:-99.5%
この期間は、ほとんどの期間おいて元本割れを起こしている地獄のようなチャートになっていることが分かります。
2001年ごろのITバブル崩壊から元本割れが発生し、その後に一切評価額が回復することなくマイナスリターンになっています。このチャートからは、レバレッジの恐ろしさが学べる大事な期間になっています。
まとめ
NASDAQ100の3倍レバレッジの5年間という投資期間において、
積立投資と一括投資は両方とも最大リターンは大きいが、リスクもかなり大きいことが分かった。
一括投資は、爆発的なリターンが得られる可能性はあるが、最悪の場合に資産が99.5%も溶ける可能性があることが分かった。
そのため、NASDAQ100の3倍レバレッジに投資する場合は、無くなってもいい資金で運用することをオススメします。


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