こんにちは。今回は NASDAQ100に20年間投資した場合のシミュレーション結果 をご紹介します。
対象期間は 1991年から2010年までの20年間。
この間には「ITバブルの急上昇と崩壊」「リーマンショック」といった大きな出来事がありました。
果たして、一括投資と積立投資ではどのような結果になったのでしょうか?
シミュレーション条件
- 投資対象:NASDAQ100
- 投資方法:一括投資 vs 毎日積立投資
- 積立額:1日1,000円(20年間で合計約504万円)
- 一括投資:初日に約504万円を投資
- 実質コスト:年率0.323%を考慮
- 期間:1991年〜2010年の20年間
この条件でシミュレーションを行いました。結果は驚きと学びに満ちています。
結果の概要
シミュレーション結果は以下になります

- 積立投資
- 元本:約504万円
- 最終評価額:約1,321万円
- 損益:約817万円
- 一括投資
- 元本:約504万円
- 最終評価額:約5,244万円
- 損益:約4,740万円
一目でわかるように、リターンの規模は 一括投資が圧倒的に大きい 結果となりました。
投資の動き
1. ITバブルで急上昇
1990年代後半、IT関連株が爆発的に上昇。NASDAQ100も急騰し、一括投資の評価額は大幅に増加しました。
積立投資もプラスでしたが、途中から投資を始める形になるため、爆発的な恩恵は一括投資ほど大きくありません。
2. ITバブル崩壊
2000年以降、バブルは崩壊。株価は大幅に下落しました。
この時期、一括投資をしていた人は含み益が大きく減少。場合によっては元本割れの危険も感じる局面でした。
一方、積立投資は下落局面で安く買い続けたため、ダメージは限定的でした。
3. リーマンショック
2008年にはリーマンショックで再び大暴落。
一括投資では評価額が大きく下がり「資産が半分近く減った」と感じた人も多いでしょう。
しかし、長期で見ればその後の回復で再びプラス圏に戻ることがわかります。
積立投資は暴落時も淡々と買い続けるため、平均取得単価を下げる効果が働きました。
一括投資と積立投資のメリット・デメリット
一括投資のメリット
- 上昇局面では圧倒的に有利
- 長期で保有するとリターンは積立投資を大きく上回る
一括投資のデメリット
- 下落局面では精神的負担が非常に大きい
- 暴落時に売却してしまうリスクがある
積立投資のメリット
- 下落局面でも安く買い増しできる
- 精神的に安定して続けやすい
- 元本割れのリスクを低減
積立投資のデメリット
- 上昇相場では一括投資に大きく劣る
- 長期リターンは一括投資に追いつきにくい
まとめ
1991年〜2010年の20年間、NASDAQ100に投資した結果をまとめると以下のようになります。
- 一括投資は約504万円が 5,244万円 に!
- 積立投資は約504万円が 1,321万円 に!
数字だけ見れば「一括投資が圧勝」です。
しかし実際の投資では「暴落時に耐えられるかどうか」が最大のポイントになります。
投資初心者の方は、リスクを抑えながら安定的に続けられる 積立投資 から始めるのがおすすめです。
一方で、大きなリターンを狙える資金があり、かつ長期で持ち続ける覚悟があるなら 一括投資 も魅力的です。
大切なのは「自分のリスク許容度に合った投資方法を選ぶこと」。
シミュレーションを参考にしつつ、自分に合った投資スタイルを見つけていきましょう。


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