レバナス(レバレッジNASDAQ100)は、上昇相場では大きな利益を狙える一方、暴落局面では資産を急激に減らすリスクを持つ投資信託です。
今回は 1992年〜2011年の20年間 を対象に、一括投資と積立投資を行った場合のシミュレーション結果を見ていきます。
シミュレーション条件
- 投資対象:レバレッジNASDAQ100
- 実質コスト:年0.812%を考慮
- 投資方法
- 一括投資:1992年に約504万円を一度に投資(追加投資なし)
- 積立投資:初期0円、毎営業日1,000円を20年間積立(合計約504万円)
シミュレーションの結果は以下になります。

一括投資の結果(赤線)
- 最終評価額:約3,226万円
- 最大評価額:約5億4,609万円
- 損益額:+2,722万円(元本比 +540%)
分析
- ITバブルで急騰:1998〜2000年にかけて急伸し、最大で元本の100倍近い評価額に到達。
- バブル崩壊で急落:その後は下落が続き、資産は大幅に目減り。
- リーマンショック・欧州債務危機:追い打ちを受けて資産はさらに減少。
- まとめ:桁外れの爆発力を持つが、下落時には利益を大きく失うリスクを抱える。
積立投資の結果(青線)
- 最終評価額:約1,031万円
- 最大評価額:約1億650万円
- 損益額:+527万円(元本比 +105%)
分析
- 安定した資産形成:毎日コツコツ投資したことで高値掴みを避け、暴落局面でも損失を軽減。
- 上昇相場の恩恵:ITバブル期には一時的に大幅な評価額上昇を経験。
- 下落後の安定:最終的には投資元本を上回り、プラス圏で終了。
- まとめ:爆発力はないが、長期で安定感を示し、初心者でも取り組みやすい結果に。
比較と考察
- 一括投資
- 最大で元本の100倍近い爆発力。
- ただし暴落の影響を直接受け、最終的に利益を大きく削られる可能性あり。
- 積立投資
- 爆発的なリターンは期待できない。
- しかし暴落に強く、最終的にプラスで終える安定性を持つ。
結論|一括投資は爆発力があるが、暴落リスクも大きい
- 一括投資:大相場を掴めば桁違いの利益。しかし暴落時には利益を一気に失う危険性。
- 積立投資:安定的に資産を増やし、暴落時のダメージを軽減。
👉 投資家が選ぶべき方法は「どれだけリスクを許容できるか」によって決まります。
短期間で大きなリターンを狙うなら一括、堅実に長期で資産を築くなら積立が適しています。


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