レバナス(レバレッジNASDAQ100)は「短期間で大きな利益を狙える」一方で、値動きの激しさからリスクも大きい投資信託です。
今回は 1988年〜2007年の20年間 を対象に、レバナスを 一括投資と積立投資した場合のシミュレーション結果をチャートで確認してみましょう。
シミュレーション条件
- 対象:レバレッジNASDAQ100
- 実質コスト:年0.812%を考慮済み
- 投資方法:
- 一括投資:1988年に約504万2千円を一度に投資(積立なし)
- 積立投資:初期投資0円から、毎営業日1,000円を20年間積立(合計約504万2千円)
以下は、そのチャートと結果表です。

一括投資の動き(赤線)
- 投資直後は横ばい:1980年代末〜90年代は比較的落ち着いた値動き。
- ITバブルで急上昇:1998年〜2000年頃にかけて資産は爆発的に増え、最大で約19.5億円まで到達。
- バブル崩壊で急落:その後のITバブル崩壊で大きく資産を失い、最終的には約1億4,145万円で終了。
👉 一括投資は「大相場を掴めば一気に億単位の資産」になりますが、暴落の影響をもろに受けるためリスクが非常に大きいことがわかります。
積立投資の動き(青線)
- コツコツ積み立て:毎営業日1,000円ずつ投資を続け、相場の上下を平均化。
- ITバブル期に上昇:バブル期には資産が大きく膨らみ、最大で約3.6億円に到達。
- 崩壊後も安定感:下落局面でも一括投資ほどの打撃はなく、最終的には約2,957万円で終了。
👉 積立投資は「爆発力では一括に劣る」ものの、暴落に耐えやすく、結果的にプラスを確保しやすい安定感があります。
ITバブルが残した教訓
- 上昇期(1998〜2000年)
一括投資は資産が数十倍に化ける爆発力を発揮。
積立投資も資産を伸ばすが、一括に比べると控えめ。 - 崩壊期(2000〜2002年)
一括投資は大幅に減少し、ピークから数分の一に。
積立投資はダメージを受けつつも、投資額を分散していたため影響が限定的。
まとめ|一括は爆発力、積立は安定感
- 一括投資
- 桁外れのリターンを得られる可能性あり
- ただし暴落で資産が大きく削られるリスク大
- 積立投資
- 大勝ちはしにくいが、長期で安定的にプラスになりやすい
- 初心者にも取り組みやすい手法
👉 結論:
「一括投資は爆発力があるがリスクも大きい。積立投資は安定して資産を増やしやすい」
同じレバナスでも投資方法によって結果はまったく異なります。
自分のリスク許容度に合わせて、どちらを選ぶかを考えることが大切です。


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