「レバナス(レバレッジNASDAQ100)」は、爆発的なリターンが期待できる一方で、大きなリスクを伴う投資信託です。
今回は、約20年間にわたって一括投資と積立投資をした場合のシミュレーションを、チャートを用いて解説します。
シミュレーション条件
- 対象:レバレッジNASDAQ100
- コスト:実質コスト0.812%を考慮済み
- 投資方法:
- 一括投資:1986年に約504万6千円を投資、以後追加投資なし
- 積立投資:初期投資0円、毎営業日1,000円ずつ20年間積立(総額約504万6千円)
下記チャートは 1986年〜2005年の20年間 をシミュレーションしたものです。

一括投資の動き(赤線)
- 1986年に約504万円を投資すると、その後ITバブルの上昇局面で資産は急激に増加しました。
- 1999〜2000年のピークでは約25億円に到達。
- しかし、ITバブル崩壊(2000年以降)で資産は急落し、その後は値動きが落ち着くものの、ピーク時の資産額は幻に。
- 20年後の最終評価額は約1.22億円に落ち着きました。
👉 一括投資は「当たり相場」に乗ると爆発的に増えますが、崩壊のダメージもそのまま受けるため、資産の上下が非常に激しくなります。
積立投資の動き(青線)
- 初期投資は0円から、毎日1,000円ずつコツコツ積み立て。
- 相場が上昇している時はじわじわ増加し、ITバブルの頂点では約5.4億円に到達しました。
- しかし崩壊局面では下落するものの、一括投資ほどの急落はありません。
- 20年後の最終評価額は約2,800万円となり、元本504万円に対してプラスで終えています。
👉 積立投資は「高値掴みを避けつつ安値で買う」効果があり、一括投資に比べて値動きが緩やかです。大勝ちはしにくいですが、暴落に対しては比較的安定感があります。
チャートのポイント(1986〜2005年)
- ITバブルで急騰(1998〜2000年):
一括投資は資産が数十倍に跳ね上がり、積立投資も大きく資産を伸ばしました。 - ITバブル崩壊で急落(2000〜2002年):
一括投資はピークの資産から大幅に減少。積立は下落を受けつつも、投資額を分散していたためダメージは比較的小さく済みました。 - 最終結果の違い:
- 一括投資:爆発的な上昇と同じだけのリスクを背負い、最終的には1.22億円。
- 積立投資:緩やかな上昇と安定感で、最終的には2,800万円。
まとめ|一括と積立はチャートの動きが全く違う
- 一括投資:夢のようなリターンが狙える一方で、暴落時には一気に資産を失うリスクあり。
- 積立投資:爆発力は劣るが、リスク分散によって比較的安定した右肩上がりになりやすい。
👉 結論として、どちらが良いかは投資する人のリスク許容度次第です。
「短期間で資産を大きく増やしたい」のか、「安定的に資産を築きたい」のか。
チャートから学べるのは、同じ商品でも投資方法によって資産の動きがまったく変わるということです。


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