レバナス(レバレッジNASDAQ100)は、「夢のある投資商品」として注目される一方、値動きの激しさからリスクも高い商品です。
今回は 1987年〜2006年の20年間 を対象に、レバナスに 一括投資と積立投資を行った場合のシミュレーション結果をご紹介します。
シミュレーション条件
- 投資対象:レバレッジNASDAQ100
- 実質コスト:年0.812%を考慮済み
- 投資方法:
- 一括投資:1987年に約504万4千円を一度に投資
- 積立投資:初期投資0円から、毎営業日1,000円を20年間積立(合計約504万4千円)
下記のチャートがシミュレーション結果です。

一括投資の動き(赤線)
- スタート直後は横ばい:1980年代末〜90年代前半は小さな値動きにとどまります。
- ITバブルで急騰:1998年ごろから資産は急増し、ピーク時には約22.8億円にまで到達。
- ITバブル崩壊で急落:2000年を境に大暴落し、資産は大きく減少。
- 最終評価額は約1億2,258万円で終了。
👉 一括投資は「大相場を掴めば桁違いの爆発力」があるものの、暴落に直撃すると資産が大幅に減るリスクがあります。
積立投資の動き(青線)
- コツコツ積み立て:20年間、毎営業日1,000円ずつ投資を継続。
- ITバブルで上昇:バブル期に資産は大きく伸び、最大で約4.5億円に到達。
- 崩壊の影響は限定的:一括に比べて投資時期が分散されているため、暴落時のダメージは軽減。
- 最終評価額は約2,628万円で終了。
👉 積立投資は「爆発力は控えめ」ですが、安定的に資産を増やし、暴落時も比較的ダメージが小さいのが特徴です。
上昇と下落のポイント
- ITバブルでの急騰(1998〜2000年)
- 一括投資:元本の数十倍に化ける大爆発。
- 積立投資:同時期に資産を伸ばすが、伸び幅は一括に劣る。
- バブル崩壊での急落(2000〜2002年)
- 一括投資:ピークから大きく資産を失い、最終的には数分の一に。
- 積立投資:下落はあるものの、元本が分散されているため影響は限定的。
まとめ|爆発力の一括 vs 安定感の積立
- 一括投資
- 爆発力があり、うまくいけば数十倍以上のリターン。
- ただし、暴落に直撃すると資産が激減するリスク大。
- 積立投資
- 安定的に右肩上がりの資産形成。
- 大勝ちはしにくいが、暴落耐性があり安心感がある。
👉 結論:
- 「大勝負を狙うなら一括投資」
- 「堅実に増やしたいなら積立投資」
同じレバナスでも、投資方法によってチャートの形や結果は大きく変わります。
自分のリスク許容度に合わせて、どちらのスタイルが合うかを選ぶことが大切です。


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