「S&P500にレバレッジをかけたら、本当に資産は増えるのか?」
「2倍・3倍にすれば単純にリターンも2倍・3倍になるの?」
そんな疑問を持つ方のために、
S&P500の15年間の投資データを使い、レバレッジ投資の検証シミュレーションを行いました。
シミュレーション条件
積立投資
- 初期投資:0円
- 毎日1,000円を15年間積立
- 元本:約390万円
- 為替変動を考慮
- レバレッジ:1倍,2倍,3倍
- 年率コスト:0.089%(1倍)
0.88%(2倍)
1.3%(3倍)
一括投資
- 約390万円を初日に一括投資
- その他条件は積立投資と同じ
注意
本シミュレーションは、完全自作のため実際の結果とは異なる場合があります。
シミュレーション結果
積立投資
各レバレッジにおけるシミュレーション結果は以下になります。
1倍 vs 2倍
通常のS&P500と2倍レバレッジのシミュレーション結果は以下になります。

積立投資における通常のS&P500と2倍レバレッジの差はこの通りになりました。
- 利益差:-1,024,955円~22,169,836円
- 平均の利益差:6,395,105円
- 利益差の中央値:3,302,873円
- 収益差:-26%~569%
- 平均の収益差:163.8%
- 収益差の中央値:84.6%
S&P500は2倍レバレッジの方が1倍よりも高リターンの回数が多く、勝率が84.4%になりました。
また、2倍レバレッジは1倍と比べて利益が最大で約2,200万円も高くなっています。
1倍 vs 3倍
通常のS&P500と3倍レバレッジのシミュレーション結果は以下になります。

積立投資における通常のS&P500と3倍レバレッジの差はこの通りになりました。
- 利益差:-2,007,238円~75,693,632円
- 平均の利益差:15,863,719円
- 利益差の中央値:5,972,104円
- 収益差:-51%~1942%
- 平均の収益差:406.5%
- 収益差の中央値:153.4%
S&P500は3倍レバレッジの方が1倍よりも高リターンの回数が多く、勝率が84.4%になりました。
また、3倍レバレッジは1倍と比べて利益が最大で約7,500万円も高くなっています。
2倍 vs 3倍
S&P500の2倍レバレッジと3倍レバレッジのシミュレーション結果は以下になります。

積立投資におけるS&P500の2倍レバレッジと3倍レバレッジの差はこの通りになりました。
- 利益差:-1,041,416円~53,523,796円
- 平均の利益差:9,468,614円
- 利益差の中央値:2,728,180円
- 収益差:-27%~1373%
- 平均の収益差:242.7%
- 収益差の中央値:70.1%
S&P500は3倍レバレッジの方が2倍よりも高リターンの回数が多く、勝率が81.3%になりました。
また、3倍レバレッジは2倍と比べて利益が最大で約5,300万円も高くなっています。
一括投資
各レバレッジにおけるシミュレーション結果は以下になります。
1倍 vs 2倍
通常のS&P500と2倍レバレッジのシミュレーション結果は以下になります。

一括投資における通常のS&P500と2倍レバレッジの差はこの通りになりました。
- 利益差:-2,274,021円~71,351,438円
- 平均の利益差:16,280,267円
- 利益差の中央値:9,532,400円
- 収益差:-58%~1823%
- 平均の収益差:417.2%
- 収益差の中央値:244.9%
S&P500は2倍レバレッジの方が1倍よりも高リターンの回数が多く、勝率が75.0%になりました。
また、2倍レバレッジは1倍と比べて利益が最大で約7,100万円も高くなっています。
1倍 vs 3倍
通常のS&P500と3倍レバレッジのシミュレーション結果は以下になります。

一括投資における通常のS&P500と3倍レバレッジの差はこの通りになりました。
- 利益差:-4,637,391円~218,765,311円
- 平均の利益差:42,229,191円
- 利益差の中央値:17,436,261円
- 収益差:-119%~5612%
- 平均の収益差:1082.6%
- 収益差の中央値:446.6%
S&P500は3倍レバレッジの方が1倍よりも高リターンの回数が多く、勝率が62.5%になりました。
また、3倍レバレッジは1倍と比べて利益が最大で約2.1億円も高くなっています。
2倍 vs 3倍
S&P500の2倍レバレッジと3倍レバレッジのシミュレーション結果は以下になります。

一括投資におけるS&P500の2倍レバレッジと3倍レバレッジの差はこの通りになりました。
- 利益差:-4,960,054円~163,056,594円
- 平均の利益差:25,948,924円
- 利益差の中央値:7,700,719円
- 収益差:-127%~4183%
- 平均の収益差:665.4%
- 収益差の中央値:197.2%
S&P500は3倍レバレッジの方が2倍よりも高リターンの回数が多く、勝率が53.1%になりました。
また、3倍レバレッジは2倍と比べて利益が最大で約1.6億円も高くなっています。
まとめ
S&P500の15年間のレバレッジ比較の結果は以下の通りになった。
<積立投資>
2倍レバレッジが1倍に対して勝率84.4%
3倍レバレッジが1倍に対して勝率84.4%
3倍レバレッジが2倍に対して勝率81.3%
<一括投資>
2倍レバレッジが1倍に対して勝率75.0%
3倍レバレッジが1倍に対して勝率62.5%
3倍レバレッジが2倍に対して勝率53.1%
利益はレバレッジを掛けたほうが、爆発力があり高いがその分リスクが高くなることも分かった。個人的には、勝率が80%を超えている積立投資であれば手法としてありだと感じたが、一括投資になると勝率が80%を下回るため、あまり積極的に活用したいと思わなかった。


コメント