「S&P500を10年続けたら本当に増えるの?」
「積立投資と一括投資って、どっちが有利なの?」
そんな疑問に答えるために、
1980年〜2025年までの期間における、すべての“10年間投資”を検証しました。
シミュレーション条件
積立投資
- 初期投資:0円
- 毎日1,000円を10年間積立
- 元本:約260万円
- コスト:年率0.089%
- 為替変動を考慮
一括投資
- 約260万円を初日に一括投資
- その他条件は積立投資と同じ
注意
本シミュレーションは、完全自作のため実際の結果とは異なる場合があります。
シミュレーション結果
気になるシミュレーションの結果は、以下の通りです。

積立投資
積立投資のデータを詳細に見てみましょう。
- 勝率:89.2%
- 最高収益率:167%
- 最低収益率:-43%
- 平均の収益率:61%
- 収益率の中央値:55%
積立投資は、1980年から2025年の期間においてリターンがマイナスになった期間は
「2002年~2011年」と「2001年~2010年」と「2000年~2009年」と「1999年~2008年」の4つの期間だけでした。
そのため、勝率が89.2%と高い勝率になっています。
また、リターンがマイナスになっている場合でも-43%のため、
資産が大きく溶けるようなダメージではないことが確認できます。
これらのデータから総じてS&P500の10年間の積立投資は
マイナスになるリスクが低い投資手法ということが分かりますね。
一括投資
続いて一括投資のデータを詳細に見てみましょう。
- 勝率:89.2%
- 最高収益率:428%
- 最低収益率:-45%
- 平均の収益率:126%
- 収益率の中央値:94%
一括投資は、1980年から2025年の期間においてリターンがマイナスになった期間は
「2002年~2011年」と「2001年~2010年」と「2000年~2009年」と「1999年~2008年」の4つの期間だけでした。
そのため、勝率は89.2%とかなり高い勝率になっています!
一括投資は、積立投資と比べると、勝率は同じですが、収益率の成績は優れています。
利益が一番高い期間のチャート
一番リターンが高い期間のチャートについて確認していきましょう!
積立投資
積立投資の一番リターンの高い期間は「2016年~2025年」でした。
この期間の実際のチャートは以下の通りです。

- 元本:2,610,000円
- 最終評価額:6,969,584円
- 利益:4,359,584円
- 収益率:167%
チャートを見てみると、2020年ごろまでは元本と評価額に大きな違いはなく、
2020年以降から評価額が右肩上がりになっていて、最終的に約700万円になっています。
一括投資
一括投資の一番リターンの高い期間は「2012年~2021年」でした。
この期間の実際のチャートは以下の通りです。

- 元本:2,609,000円
- 最終評価額:13,767,173円
- 利益:11,158,173円
- 収益率:428%
綺麗な右肩上がりのチャートになっていて理想的なチャートを形成しています。
利益が一番低い期間のチャート
良いデータだけでなく、悪いパターンのデータも確認していきましょう!
積立投資
積立投資の一番リターンの低い期間は「1999年~2008年」でした。
この期間の実際のチャートは以下の通りです。

- 元本:2,605,000円
- 最終評価額:1,479,768円
- 利益:-1,125,232円
- 収益率:-43%
この期間は、リーマンショックによる暴落の影響で元本割れが発生し、マイナスになっています。
一括投資
一括投資の一番リターンの低い期間は「1999年~2008年」でした。
この期間の実際のチャートは以下の通りです。

- 元本:2,605,000円
- 最終評価額:1,439,196円
- 利益:-1,165,804円
- 収益率:-45%
この期間は、リーマンショックによって2008年ごろに大きく下落しており、そのまま元本割れをしていることが分かります。
まとめ
S&P500の10年間という投資期間において、
積立投資は、勝率が89.2%、収益率の中央値が55%でした。
そのため、マイナスになる可能性は低く、リターンはまあまあということが分かった。
一括投資も、勝率が89.2%、収益率の中央値が84%でした。
そのため、マイナスになる可能性は低く、リターンは高いことが分かった。
そのため、結果としては一括投資の方が積立投資よりも優れていることが分かった。
ただ、一括投資の資金は多額のため、資金に余裕がない場合は、積立投資でマイペースに運用するのも良い選択の一つではないでしょうか?

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