【検証】S&P500の3倍レバレッジを20年毎日積立と一括投資はどっちが強い?全期間比較【コスト・為替込み】

シミュレーションまとめ

「3倍レバは本当に資産を爆発させるのか?」
「20年続ければ勝てるのか?」

そんな疑問に答えるために、

S&P500の3倍レバレッジを20年間投資した全データを検証しました。


シミュレーション条件

積立投資

  • 初期投資:0円
  • レバレッジ:3倍
  • 毎日1,000円を20年間積立
  • 元本:約520万円
  • コスト:年率1.3%
  • 為替変動を考慮

一括投資

  • 約520万円を初日に一括投資
  • その他条件は積立投資と同じ

注意

本シミュレーションは、完全自作のため実際の結果とは異なる場合があります。


シミュレーション結果

気になるシミュレーションの結果は、以下の通りです。


積立投資

積立投資のデータを詳細に見てみましょう。

  • 勝率:81.5%
  • 最高収益率:4129%
  • 最低収益率:-57%
  • 平均の収益率:633%
  • 収益率の中央値:366%

積立投資においてリターンがマイナスになった期間は以下の5パターンでした。

  • 「1989年~2008年」
  • 「1990年~2009年」
  • 「1991年~2010年」
  • 「1992年~2011年」
  • 「1993年~2012年」

この傾向から2008年起こったリーマンショックによる暴落の影響でマイナスになり、回復するまでに時間がかかっていることが分かりますね。

収益率は平均値と中央値ともに高いですが、最悪元本が半分以上なくなるという大きなリスクがあります。

一括投資

続いて一括投資のデータを詳細に見てみましょう。

  • 勝率:92.6%
  • 最高収益率:15438%
  • 最低収益率:-51%
  • 平均の収益率:1548%
  • 収益率の中央値:359%

リスクの高い3倍レバレッジですが、一括投資で20年間も投資運用した場合、勝率が92.6%とかなり高い確率でプラスリターンになっていることが分かります。

一括投資は、収益率の中央値が積立投資よりも7%低いですが、それ以外の勝率と収益率は一括投資の方が優れています。

そのため、総合的にS&P500の3倍レバレッジにおいて、積立投資よりも一括投資の方が優れていることが分かります。


利益が一番高い期間のチャート

一番リターンが高い期間のチャートについて確認していきましょう!

積立投資

積立投資の一番リターンの高期間は「1980年~1999年」でした。

この期間の実際のチャートは以下の通りです。

  • 元本:5,182,000円
  • 最終評価額:219,133,567円
  • 利益:213,951,567円
  • 収益率:4129%

この期間は、ITバブルによる株価上昇の恩恵を最大限に受けている理想的なチャートになっています。

1995年までは大きな上昇はないですが、それ以降も継続して積立投資をしていたことで爆発的なリターンを得られていることが分かりますね。

一括投資

一括投資の一番リターンの高い期間は「1980年~1999年」でした。

この期間の実際のチャートは以下の通りです。

  • 元本:5,182,000円
  • 最終評価額:805,187,178円
  • 利益:800,005,178円
  • 収益率:15438%

この期間も積立投資と同様にITバブルによる恩恵を最大限に受けているチャートになっていることが分かりますね。

収益率が脅威の15428%で利益が8億越えになっています。

夢のようなリターンですが、再現性がかなり低いためこのチャートを見て夢を見過ぎないようにしましょう。


利益が一番低い期間のチャート

良いデータだけでなく、悪いパターンのデータも確認していきましょう!

積立投資

積立投資の一番リターンの低い期間は「1989年~2008年」でした。

この期間の実際のチャートは以下の通りです。

  • 元本:5,208,000円
  • 最終評価額:2,251,621円
  • 利益:-2,956,379円
  • 収益率:-57%

この期間は、リーマンショックによる暴落の影響で元本割れが発生し、終盤にマイナスになっています。

一括投資

一括投資の一番リターンの低い期間は「1999年~2018年」でした。

この期間の実際のチャートは以下の通りです。

  • 元本:5,213,000円
  • 最終評価額:2,578,109円
  • 利益:-2,634,891円
  • 収益率:-51%

この期間は、ほとんどの期間おいて元本割れを起こしている地獄のようなチャートになっていることが分かります。

2001年ごろのITバブル崩壊から元本割れが発生し、2007年にかけて株価が回復していますが、リーマンショックによって資産がほとんど溶けています

2018年ごろにかけて再度、評価額が回復していきますが、終盤に米中貿易摩擦のせいで評価額が急落しています。


まとめ

S&P500の3倍レバレッジの20年間という投資期間において、

積立投資は、一括投資よりもリターンは小さくリスクも大きいことが分かった。

一括投資は、爆発的なリターンが得られる可能性はあるが、最悪の場合に資産の半分溶ける可能性があることが分かった。

そのため、S&P500の3倍レバレッジに投資する場合は、一括投資の方が優れていることが分かった。

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