【検証】S&P500の3倍レバレッジを15年毎日積立と一括投資はどっちが強い?全期間比較【コスト・為替込み】

シミュレーションまとめ

「3倍レバは本当に資産を爆発させるのか?」
「15年続ければ勝てるのか?」

そんな疑問に答えるために、

S&P500の3倍レバレッジを15年間投資した全データを検証しました。


シミュレーション条件

積立投資

  • 初期投資:0円
  • レバレッジ:3倍
  • 毎日1,000円を15年間積立
  • 元本:約390万円
  • コスト:年率1.3%
  • 為替変動を考慮

一括投資

  • 約390万円を初日に一括投資
  • その他条件は積立投資と同じ

注意

本シミュレーションは、完全自作のため実際の結果とは異なる場合があります。


シミュレーション結果

気になるシミュレーションの結果は、以下の通りです。


積立投資

積立投資のデータを詳細に見てみましょう。

  • 勝率:84.4%
  • 最高収益率:2119%
  • 最低収益率:-77%
  • 平均の収益率:509%
  • 収益率の中央値:219%

積立投資においてリターンがマイナスになった期間は以下の5パターンでした。

  • 「1994年~2008年」
  • 「1995年~2009年」
  • 「1996年~2010年」
  • 「1997年~2011年」
  • 「1998年~2012年」

この傾向から2008年起こったリーマンショックによる暴落の影響でマイナスになり、回復するまでに時間がかかっていることが分かりますね。

収益率は平均値と中央値ともに高いですが、最悪元本が3/4以上なくなるという大きなリスクがあります。

一括投資

続いて一括投資のデータを詳細に見てみましょう。

  • 勝率:75.0%
  • 最高収益率:5860%
  • 最低収益率:-83%
  • 平均の収益率:1283%
  • 収益率の中央値:587%

リスクの高い3倍レバレッジですが、一括投資で20年間も投資運用した場合、勝率が75%高い確率でプラスリターンになっていることが分かります。

一括投資は、最低収益率が積立投資よりも6%低いですが、それ以外の収益率は一括投資の方が優れています。

そのため、総合的にS&P500の3倍レバレッジにおいて、積立投資よりも一括投資の方が爆発力が優れていることが分かります。


利益が一番高い期間のチャート

一番リターンが高い期間のチャートについて確認していきましょう!

積立投資

積立投資の一番リターンの高期間は「1985年~1999年」でした。

この期間の実際のチャートは以下の通りです。

  • 元本:3,898,000円
  • 最終評価額:86,480,981円
  • 利益:82,582,981円
  • 収益率:2119%

この期間は、ITバブルによる株価上昇の恩恵を最大限に受けている理想的なチャートになっています。

1995年までは大きな上昇はないですが、それ以降も継続して積立投資をしていたことで爆発的なリターンを得られていることが分かりますね。

一括投資

一括投資の一番リターンの高い期間は「1985年~1999年」でした。

この期間の実際のチャートは以下の通りです。

  • 元本:3,898,000円
  • 最終評価額:232,333,939円
  • 利益:228,435,939円
  • 収益率:5860%

この期間も積立投資と同様にITバブルによる恩恵を最大限に受けているチャートになっていることが分かりますね。

収益率が脅威の5860%で利益が2.2億越えになっています。

夢のようなリターンですが、再現性がかなり低いためこのチャートを見て夢を見過ぎないようにしましょう。


利益が一番低い期間のチャート

良いデータだけでなく、悪いパターンのデータも確認していきましょう!

積立投資

積立投資の一番リターンの低い期間は「1994年~2008年」でした。

この期間の実際のチャートは以下の通りです。

  • 元本:3,906,000円
  • 最終評価額:878,949円
  • 利益:-3,027,051円
  • 収益率:-77%

この期間は、リーマンショックによる暴落の影響で元本割れが発生し、終盤にマイナスになっています。

一括投資

一括投資の一番リターンの低い期間は「1998年~2012年」でした。

この期間の実際のチャートは以下の通りです。

  • 元本:3,908,000円
  • 最終評価額:659,047円
  • 利益:-3,248,953円
  • 収益率:-83%

この期間は、ほとんどの期間おいて元本割れを起こしている地獄のようなチャートになっていることが分かります。

2001年ごろのITバブル崩壊から元本割れが発生し、2007年にかけて株価が回復していっていますが、リーマンショックによって資産がほとんど溶けています


まとめ

S&P500の3倍レバレッジの15年間という投資期間において、

積立投資は、一括投資よりもリターンは小さくリスクも小さいことが分かった。

一括投資は、爆発的なリターンが得られる可能性はあるが、最悪の場合に資産の3/4以上溶ける可能性があることが分かった。

そのため、S&P500の3倍レバレッジに投資する場合は、リスクを気にするなら積立投資、リターンを取るなら一括投資ということが分かった。

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