「レバレッジ2倍って本当に増えるの?」
「20年持ち続けたらどうなる?」
今回は、
S&P500の2倍レバレッジを20年間投資した全期間データ
を検証しました。
■ シミュレーション条件
【積立投資】
- 初期投資:0円
- 毎日1,000円を20年間積立
- 元本:約520万円
- 信託報酬:年0.88%
- 為替変動を考慮
【一括投資】
- 約520万円を初日に一括投資
- その他条件は同じ
■ 結論:爆発力は本物。ただし“地獄”もある
シミュレーションの結果は以下の通りです。

まず直近の例から。
▶ 2006年〜2025年
一括投資
- 最終評価額:60,858,499円
- 収益率:1066%
積立投資
- 最終評価額:64,916,802円
- 収益率:1144%
520万円が 6,000万円超え。
これがレバレッジの破壊力です。
■ しかし、すべてがバラ色ではない
例を見てみましょう。
▶ 1989年〜2008年(リーマン直撃)
積立投資
- 最終評価額:4,020,362円
- 収益率:-23%
20年積立してマイナス。
これがレバレッジの現実です。
▶ 1992年〜2011年
積立投資
- 収益率:-19%
一括投資
- 収益率:86%
同じ期間でも投資方法で結果は大きく変わります。
■ 最強だった期間
▶ 1980年〜1999年
一括投資
- 最終評価額:198,625,736円
- 収益率:3733%
約5百万円が 約2億円。
夢のような数字ですが、これは
- 超長期の米国成長
- 円安効果
- レバレッジ効果
が重なった結果です。
■ なぜここまで差が出るのか?
レバレッジ型は、
✔ 上昇局面では爆発
✔ 下落局面では倍速でダメージ
✔ ボラティリティの影響を受けやすい
さらに
長期保有では“減価(ボラティリティドラッグ)”が発生
します。
だから
「指数が戻ったのに、レバは戻らない」
という現象が起きます。
■ 積立と一括、どちらが有利?
データを見ると、
✔ 上昇相場では一括が圧勝
✔ 暴落含みでは積立が有利な場合もある
✔ ただしレバは“タイミング依存度が極めて高い”
通常のS&P500よりも、
開始年の影響がはるかに大きいです。
■ 初心者が知るべき3つの真実
① レバレッジはリターンもリスクも倍以上
② 20年でもマイナス期間が存在
③ メンタル耐久力がないと継続困難
レバ型は
✔ 含み損50%
✔ 資産半減
✔ 数年停滞
が普通に起きます。
■ では、初心者は手を出すべき?
結論:
✔ コア資産には向かない
✔ サテライト(少額)ならアリ
✔ 暴落時の追加投資は高リターン期待
特にあなたのように
データを見て判断できる人ならまだしも、
感情で売買してしまう人には危険です。
■ 今回のシミュレーションから学べること
- 爆発力は圧倒的
- しかし安定性は低い
- 通常のS&P500とは“別物”
これは
リターンの前に「リスク」を理解できる人向け商品
です。
■ まとめ
S&P500の2倍レバレッジを20年運用すると、
- 大成功なら資産は数千万〜数億円
- 失敗すれば20年でもマイナス
極端な結果になります。
投資初心者に伝えたいのは、
レバレッジは“魔法”ではない
ということ。
リターンは、
リスクの裏返しです。


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